日本歴史地名大系 「除村」の解説 除村よげむら 群馬県:伊勢崎市除村[現在地名]伊勢崎市除ヶ町(よげちよう)東は大正寺(だいしようじ)村、北は堀口(ほりぐち)村、南は富塚(とみづか)村。北方を日光例幣使街道が通る。古くは大正寺村と一村であったという(伊勢崎風土記)。大正寺地内にあった八幡宮と当地の飯玉(いいだま)神社の氏子の分裂によって分村したという。村名の由来は利根川の氾濫時避難地であったことによるとする説もある。当地域は稲作地帯でよい米がとれたという。「寛文朱印留」に村名がみえ、前橋藩領。寛文郷帳では田方二〇一石余・畑方二七三石余。天保二年(一八三一)の伊勢崎領田畑寄(上岡文書)によれば反別四〇町八反余、うち田方一五町七反余・畑方二五町一反余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by