最新 地学事典 「陥し穴」の解説
おとしあな
陥し穴
pitfall
中~大形の陸生哺乳類を捕らえるために,地面に穴を掘って作る罠。日本列島では縄文時代早期以降に発見例が増える。時期や地域・対象動物により,平面形や断面形が異なる。底部に杭を立てたと思われる痕跡が残る例もある。三浦半島,箱根・愛鷹山麓,種子島など,太平洋沿岸部では約3万年前をさかのぼる後期旧石器時代前半期から陥し穴の発見例が認められ,世界でも最古の事例である。
執筆者:橋詰 潤
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

