陥欠(読み)カンケツ

デジタル大辞泉 「陥欠」の意味・読み・例文・類語

かん‐けつ【陥欠】

不備な部分欠点
「どんな社会だって―のない社会はあるまい」〈漱石三四郎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「陥欠」の意味・読み・例文・類語

かん‐けつ【陥欠】

  1. 〘 名詞 〙 欠点。不備な点。
    1. [初出の実例]「でかう云ふ事は、何か陥欠があると起るもので」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android