陰へ回る(読み)かげへまわる

精選版 日本国語大辞典 「陰へ回る」の意味・読み・例文・類語

かげ【陰】 =へ[=に] 回(まわ)る

  1. ① その人に知られないように行動する。裏からこっそりと物事をさぐったり、あやつったりすることにいう場合が多い。
    1. [初出の実例]「斯(か)く余所人(よそびと)が陰(カゲ)へまはり、お芳をいたはり養ふことをば、彼の某(なにがし)も知るといへども」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉四)
  2. ② 表立った立場から、目立たない立場に移る。
    1. [初出の実例]「会話は自然に纏って本筋に流れこんだ。人見は軽い機智の使ひどころがなくなって影に廻った」(出典:星座(1922)〈有島武郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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