陰山新村(読み)かげやましんむら

日本歴史地名大系 「陰山新村」の解説

陰山新村
かげやましんむら

[現在地名]加古川平荘町磐へいそうちよういわお

中山新なかやましん村の東に位置する。元禄郷帳に村名がみえ高四九石余。寛保二年(一七四二)の村明細帳(平荘村役場文書)によると万治元年(一六五八)中嶋新なかしましん村の百姓が加古川の洪水により当地へ移住したとある。田二町余・分米一六石余、畑三町五反余・分米一八石余、新田畑三町七反余・分米一五石余、郷蔵一、家数三四・人数一九三、牛八、池一〇(前池・上池・東池・廻り立池・さき池・下池・岩倉池・いも山池・横大道池・陰山池)産物木綿若一王子わかいちおうじ権現宮(現稲穂神社)・愛宕社・弁才天がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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