陰陰滅滅(読み)インインメツメツ

デジタル大辞泉 「陰陰滅滅」の意味・読み・例文・類語

いんいん‐めつめつ【陰陰滅滅】

[ト・タル][文][形動タリ]暗く陰気で、気分がめいるさま。「陰陰滅滅たる鐘の音」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「陰陰滅滅」の意味・読み・例文・類語

いんいん‐めつめつ【陰陰滅滅】

〘形動タリ〙 雰囲気や気分が非常に暗く、気がめいるようであるさま。
※浮世酒場(1936)〈獅子文六〉六「軒端に落ちる雨滴の音が耳について、謝恩デーの景気はまことに陰々滅々(インインメツメツ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android