日本歴史地名大系 「陽目村」の解説 陽目村ひなためむら 大分県:直入郡荻町陽目村[現在地名]荻町柏原(かしわばる)河原(かわら)川の南、大野川の北に位置する標高五五〇メートル前後の山間に集落が点在する。正保郷帳では柏原郷に属し、田方三一石余・畑方九〇石余。万治元年(一六五八)には田高五九石余・畑高一五一石余・屋敷高七石二斗余とある(荻町史)。寛文元年(一六六一)の柏原組村鏡御帳(垣田家文書)では高二一八石余、男九五・女八一、牛三八・馬一三とある。明暦元年(一六五五)八月二一日中川山城守は郡廻りの際、陽目村小庄屋市郎兵衛宅に止宿し、貞享二年(一六八五)九月一日中川因幡守が同所に止宿し、雉子一羽が献上された(寛政八年「勤仕歴代調書」同文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by