随機(読み)ずいき

精選版 日本国語大辞典 「随機」の意味・読み・例文・類語

ずい‐き【随機】

〘名〙 仏語衆生の機、すなわち能力や性質に応ずること。仏が説法することを随機説法(または対機説法)という。
法華義疏(7C前)三「言比四諦昔日是極、皆是随機方便為説」
ささめごと(1463‐64頃)下「仏も随機・逗機などとて、人の心に随ひてさまざまに説きかへ給へると也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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