随身所(読み)ズイジンドコロ

デジタル大辞泉 「随身所」の意味・読み・例文・類語

ずいじん‐どころ【随身所】

院司いんし摂関家で、随身の詰めていた所。

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精選版 日本国語大辞典 「随身所」の意味・読み・例文・類語

ずいじん‐どころ【随身所】

  1. 〘 名詞 〙 院司(いんのつかさ)や摂関家で、随身の詰めている所。
    1. [初出の実例]「加〈廿貫〈略〉随身所二貫、雑色所五貫、政所二貫〉」(出典小右記‐寛和元年(985)四月三〇日)
    2. 「御ずいじむどころ・召次所など机の物ども数知らずもて続き据ゑたり」(出典:栄花物語(1028‐92頃)ゆふしで)

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