障害者雇用水増し問題

共同通信ニュース用語解説 「障害者雇用水増し問題」の解説

障害者雇用水増し問題

職員の一定割合以上を障害者とする「法定雇用率」に関し、中央省庁などが長年にわたり対象外の人を不正に算入していた問題。水増しにより雇用率を達成したように見せる狙いがあった。2018年に発覚。不正は28行政機関の計3700人(17年6月時点)に上り、退職者や死者を加えた例もあった。政府は18年10月に再発防止や雇用確保の方策をまとめた基本方針を決定。19年6月には行政機関への監督強化を柱とする改正障害者雇用促進法が成立した。

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