隠たるより現わるるは無し(読み)かくれたるよりあらわるるはなし

精選版 日本国語大辞典 の解説

かくれ【隠】 たる より現(あら)わるるは無(な)

  1. ( 「中庸」の「莫乎隠、莫乎微」による ) 他人に隠れて悪事を行なって、それを知る者がないと考えるのは誤りで、自分が知っているのだから、これ以上明白なことはない。転じて、秘密は隠しても、かえって世間に知れやすいことをいう。→隠すより現わるるは無し
    1. [初出の実例]「かくれたるよりあらはるる炭だらけ」(出典:雑俳・柳多留‐一七(1782))
    2. 「是所謂隠(カク)れたるより顕(アラハ)るるは莫(ナ)く微(すこしき)なるより明なるはなしの道理にて」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む