デジタル大辞泉
「隠ろふ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
かくろ・うかくろふ【隠】
- [ 1 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「かくらう」が変化して一語化したもの ) 物陰にはいったりして見えなくなる。また、人に知られないような所にひそむ。
- [初出の実例]「きのふけふ雲のたちまひかくろふは花の林をうしとなりけり」(出典:伊勢物語(10C前)六七)
- [ 2 ] 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙
- ① 物陰などにひそんで見えなくなる。人に知られないようにする。
- [初出の実例]「しろたへに雪のふれれば小松原色の緑もかくろへにけり」(出典:貫之集(945頃)四)
- 「狩人の朝ふむ小野の草わかみかくろへかねてきぎす鳴なり〈俊恵〉」(出典:風雅和歌集(1346‐49頃)春中・一二六)
- ② ( 「たり」「てあり」などを伴って ) 表立たないでいる。
- [初出の実例]「よめにこそしるきながらも、よろづかくろへたる事多かりけれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)末摘花)
- 「初瀬のひばらかくろへたるふしぶしまでをまるはだかにして口からさきに生れたる山水のおきながしらみあたまと、かきちらしたれば」(出典:評判記・役者評判蚰蜒(1674)序)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 