隠居番頭(読み)インキョバントウ

デジタル大辞泉 「隠居番頭」の意味・読み・例文・類語

いんきょ‐ばんとう【隠居番頭】

江戸時代番頭を勤め終えたのちも引き続き主家に奉公している人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「隠居番頭」の意味・読み・例文・類語

いんきょ‐ばんとう【隠居番頭】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、商家で番頭の職を勤め終えてからも、引き続き奉公する者。
    1. [初出の実例]「全体お店(たな)の隠居番頭(インキョバントウ)といふものは、一番年若だといっても五十一二さ」(出典滑稽本・四十八癖(1812‐18)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android