隠窟(読み)いんくつ

精選版 日本国語大辞典 「隠窟」の意味・読み・例文・類語

いん‐くつ【隠窟】

  1. 〘 名詞 〙 人目につかないほらあな。世間から隠れて住んでいる人のすみか。
    1. [初出の実例]「爰に一つの隠窟(インクツ)あり、〈略〉表口卓子表札をかけて、貴得斎といへるあり」(出典洒落本・浪花今八卦(1773)蔦菱卦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android