隠蟹(読み)かくれがに

精選版 日本国語大辞典 「隠蟹」の意味・読み・例文・類語

かくれ‐がに【隠蟹】

  1. 〘 名詞 〙 カクレガニ科の寄生性のカニ総称。雌は主に二枚貝、ナマコ類に寄生し、体は白く、甲羅などの外骨格は弱く柔らかい。雄は自由生活をする。甲長は雌で一三ミリメートル、雄で八ミリメートルほどで、甲羅は丸みを帯びた四角形で背がふくれている。代表的なものにカギヅメピンノがあり、イガイハマグリカキなどの二枚貝の外套膜の間にすみ、貝の入水管から入ってくるプランクトンなどを食べる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「隠蟹」の解説

隠蟹 (カクレガニ)

動物。カクレガニ科に属するカニ類の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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