隣歩(読み)となりあるき

精選版 日本国語大辞典 「隣歩」の意味・読み・例文・類語

となり‐あるき【隣歩】

※俳諧・雑談集(1692)下「所から六浦の牛に汐を汲む〈其角〉 隣あるきにつたふ稲塚〈横几〉」

となり‐ありき【隣歩】

〘名〙 隣近所をあるきまわること。近隣を散歩すること。隣あるき。
伊勢集(11C後)「桜花うゑて我のみみむとかはとなりありきもひとやするとて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報