隣歩(読み)となりあるき

精選版 日本国語大辞典 「隣歩」の意味・読み・例文・類語

となり‐あるき【隣歩】

  1. 〘 名詞 〙となりありき(隣歩)
    1. [初出の実例]「所から六浦の牛に汐を汲む〈其角〉 隣あるきにつたふ稲塚〈横几〉」(出典:俳諧・雑談集(1692)下)

となり‐ありき【隣歩】

  1. 〘 名詞 〙 隣近所をあるきまわること。近隣を散歩すること。隣あるき。
    1. [初出の実例]「桜花うゑて我のみみむとかはとなりありきもひとやするとて」(出典:伊勢集(11C後))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む