隼鷹型航空母艦(読み)じゅんようがたこうくうぼかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「隼鷹型航空母艦」の意味・わかりやすい解説

隼鷹型航空母艦
じゅんようがたこうくうぼかん

旧日本海軍の改造航空母艦 (空母) 。有事の際には空母に改造する意図で,政府が補助金を出して造った商船であった。同型艦2隻。準正規空母で,基準排水量2万 4140t,速力 25.5kn。飛行機搭載数は常用機 48,補用機5。『隼鷹』は,1942年5月商船『橿原 (かしわら) 丸』より長崎三菱造船所で改造完成,第2次世界大戦後,解体。『飛鷹』は,42年7月商船『出雲丸』より神戸川崎造船所で改造完成,44年6月 20日,マリアナ沖海戦沈没

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