雀海中に入って蛤となる(読み)すずめかいちゅうにいってはまぐりとなる

精選版 日本国語大辞典 「雀海中に入って蛤となる」の意味・読み・例文・類語

すずめ【雀】=海中(かいちゅう)[=海(うみ)]に入(い)って蛤(はまぐり)となる

  1. 物がよく変化することのたとえ。古くから中国で信じられていた俗信で、雀が晩秋海浜に群れて騒ぐところから、はまぐりになると考えたものという。すずめ大水に入って蛤となる。すずめ蛤となる。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「月令に、鼠がになったぞ。雀が海に入て蛤になっつするは化ぞ」(出典:古活字二巻本日本書紀抄(16C前)一)
    2. [その他の文献]〔国語‐晉語九〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む