雄川一郎(読み)オガワ イチロウ

20世紀日本人名事典 「雄川一郎」の解説

雄川 一郎
オガワ イチロウ

昭和期の行政法学者 成蹊大学法学部教授;東京大学名誉教授;中労委会長代理。



生年
大正9(1920)年4月29日

没年
昭和60(1985)年2月1日

出身地
和歌山市

学歴〔年〕
東大政治学科〔昭和18年〕卒

学位〔年〕
法学博士

経歴
国家補償、行政訴訟権威。昭和37年に施行された行政事件訴訟法の制定には、法制審議会の部会幹事として参画。46年11月、中労委の公益委員に就任。13年にわたって委員を務め、59年11月会長代理に選ばれた。56年に東大を退官した後は、成蹊大法学部教授に。著書に「行政争訟法」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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