集団的関与(読み)しゅうだんてきかんよ(その他表記)collective engagememt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「集団的関与」の意味・わかりやすい解説

集団的関与
しゅうだんてきかんよ
collective engagememt

冷戦後の世界秩序維持のために,同盟国に責任分担を求めたアメリカの外交構想。アメリカ一国の力だけではもはや世界秩序の維持は不可能になったものの,引続き主導権だけは確保したいとの意図であり,同時に経済的に競合関係にある日本ヨーロッパを押え込むという意図も内包している。湾岸戦争や対旧ソ連邦援助調整会議,中東和平多国間会議などにそうした発想が表われていた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む