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世界秩序 せかいちつじょworld order

翻訳|world order

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

世界秩序
せかいちつじょ
world order

国家間の秩序の枠内では遂行が困難な倫理的外交政策行動を可能にするようなさまざまな過程や手続きの集合体 (グローバル・レジーム) であり,「世界市民主義」と「多中心主義」の2つの方向性を持つ。その樹立のためには,(1) 国家による自己抑制と行動の一貫性の追求のみならず,(2) 多国籍企業の行動が本国に跳ね返ってくるという事実を認識すること (自発的世界市民主義) ,(3) 自国を可能なかぎり難民に開放し,また外国人労働者についてもできるだけ国民と平等な権利を与えること (強制的世界市民主義) などが必要とされる。

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世界大百科事典 第2版の解説

せかいちつじょ【世界秩序 world order】

世界に発生する諸問題が一定の規範・手続に従って解決・処理されていると考えられる場合,そのような規範・手続の全体,またはそのように安定した世界の状態を世界秩序と呼ぶ。近代の国際社会で各主権国家が最高の目標価値としてきたのは,自国の利益最大限に獲得するということであった。したがって,その場合における世界秩序とは,各国家が自国の利益を追求した結果もたらされた,構想なき均衡状態を意味するにすぎなかった。ところが近年になって,もっと積極的な世界秩序構想が試みられるようになった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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