集密書架(読み)しゅうみつしょか(英語表記)compact shelving

図書館情報学用語辞典 第5版 「集密書架」の解説

集密書架

限られた書庫の収蔵能力を高めるために,手動または電動で,スチール製の書架列をレール上で前後左右上下に可動させることにより通路スペースを縮小させた書架群.固定書架に比べ,大幅にスペースが節約できる.書庫内をいくつかのブロック分け,利用する通路以外の書架間スペースを省いているため,利用頻度の低い保存資料の排架に向いている.手動式,電動式いずれの書架にも,安全バーやストップキーなどの事故防止装置が付いている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android