集汁(読み)あつめじる

精選版 日本国語大辞典 「集汁」の意味・読み・例文・類語

あつめ‐じる【集汁】

〘名〙 野菜、干し魚などをいろいろ入れて煮込んだみそ汁、または、すまし汁。五月五日に用いると邪気をはらうといわれる。あつめ。《季・夏》
※天正十年安土御献立(1582)「二膳。〈略〉あつめ汁 いりこ、くしあわび、ふ、しいたけ、大まめ、あまのり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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