集礼(読み)シュライ

デジタル大辞泉 「集礼」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐らい【集礼】

《近世上方語》諸雑費。特に、遊里で揚代以外の種々の出費
「夜見世の間は、揚げ女郎の―を増す」〈色道大鏡・一三〉

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精選版 日本国語大辞典 「集礼」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐らい【集礼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「らい」は「礼」の呉音 ) 諸雑費。特に、遊里での揚代以外の諸費用。江戸時代、主に、関西で用いた語。
    1. [初出の実例]「しゅらいをにじるきゃく」(出典:評判記・吉原讚嘲記時之大鞁(1667か)げびたるもの)

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