雋永(読み)せんえい

精選版 日本国語大辞典 「雋永」の意味・読み・例文・類語

せん‐えい【雋永】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「肥えてうまい肉」の意から ) 意味深長で味のあること。しゅんえい
    1. [初出の実例]「万葉集僉曰雋永無窮矣」(出典:惺窩文集(1627頃)二・重建和歌浦菅神廟碑銘)
    2. 「篇法の妙、雋永にして味ふべし」(出典:淡窓詩話(19C中)上)
    3. [その他の文献]〔漢書‐蒯通伝〕

しゅん‐えい【雋永】

  1. 〘 名詞 〙せんえい(雋永)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「雋永」の読み・字形・画数・意味

【雋永】しゆんえい

肥肉。すぐれる。〔漢書通(かいつう)伝〕、戰國の時の士の變を論じ、亦た自ら其のを序す。十一首、號して雋永と曰ふ。

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