雑式目村(読み)ぞうしきのめむら

日本歴史地名大系 「雑式目村」の解説

雑式目村
ぞうしきのめむら

[現在地名]中新田町雑式ノ目

鳴瀬なるせ川と多田ただ川に挟まれた低平地にあり、南は下新田しもにいだ村、東は志田郡引田ひきだ(現古川市)、北は矢目やのめ(現同上)、西は四日市場よつかいちば村に接する。雑式は雑色の意で、鎌倉・室町幕府で雑役をつとめた下級職員をさすところから、中新田にあった大崎探題府奉仕の下級官人の住所・食邑の地と考えられている(宮城県地名考)正保郷帳に田二二貫五八四文・畑三五八文とあり、ほかに同所新田二貫七一三文があり、水損と注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む