離岸堤(読み)リガンテイ

デジタル大辞泉 「離岸堤」の意味・読み・例文・類語

りがん‐てい【離岸堤】

海岸から離れた沖合に、海岸線とほぼ平行に設けられる構造物。波の力を弱め、漂砂の量を抑えることにより、砂浜を維持し、回復させる効果がある。

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精選版 日本国語大辞典 「離岸堤」の意味・読み・例文・類語

りがん‐てい【離岸堤】

  1. 〘 名詞 〙 海岸から離れた沖合いに、海岸に沿って築かれた防波堤

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世界大百科事典(旧版)内の離岸堤の言及

【海岸保全】より


[海岸保全施設]
 上記の海岸保全事業を行うために,種々の海岸保全施設が築造される。これらの構造物を大別すれば,(1)海岸堤防および海岸護岸,(2)突堤および導流堤,(3)離岸堤になる。海岸堤防と海岸護岸は陸岸を防御するために,海岸線に並行して作られる構造物で,高潮対策のために用いられる場合には防潮堤と呼ばれることがある。…

※「離岸堤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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