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漂砂 ひょうさdrift sand

5件 の用語解説(漂砂の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

漂砂
ひょうさ
drift sand

海岸付近の浅い海底を波や流れの作用によって砂礫が転がって移動する現象,あるいは移動する砂礫の総称。漂砂の堆積によって湾口に砂嘴 (さし) ができることがある。京都府の天橋立はこの好例。漂砂が短時間に港の前面の海をうずめてしまうことがある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

漂砂【ひょうさ】

海水の運動(おもに波,潮流,沿岸流)などによって移動する砂,または砂の移動現象。風による移動は飛砂,川の流れの場合は流砂。近年,人間活動によって河川から海への土砂流入量が変化し,その結果,漂砂による砂浜海岸の浸食や港口の封鎖などが問題となっている。
→関連項目砂浜海岸

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大辞林 第三版の解説

ひょうさ【漂砂】

波浪・潮流などによって流動する土砂。また、その移動する現象。河口・港湾などを埋積したり海岸を浸食したりする。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

漂砂
ひょうさ
littoral drift

沿岸の海底の砂は、波や流れなどの作用によって移動する。このような底質の移動現象と移動する砂をさして漂砂とよぶ。広義には飛砂(ひさ)をも含める。一般に海岸には多かれ少なかれ砂の移動がみられるが、その移動量が多くなると、海岸に突堤などの施設があれば、上手側に砂の堆積(たいせき)、航路・泊地などの埋没がおこり、下手側には海岸侵食が発生して、人家、道路などが危険となる。漂砂には各種の要因が複雑に作用するので、その解析はむずかしい問題である。[堀口孝男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の漂砂の言及

【海岸】より

…バリアの一部は切れて,潮汐の干満とともに外洋と潟湖の間に流れを生じるので,その切れ目を潮口(潮流口)という。アメリカ東岸のバリアは沖浜から直接にあるいは海岸に沿う砂の流れ(漂砂)によって砂が供給され,多くは数千年前に急速に成長し,現在は浸食過程にあるものもある。潟や湾の内側では波浪が弱いので,泥質の細粒物質が堆積して干潟をつくる。…

【海岸浸食】より

…岸沖方向や沿岸方向の漂砂(ひようさ)の平衡が破れて,海岸の土砂が失われ,汀線が後退する現象を海岸浸食(欠壊)といい,浸食が起こっている海岸を浸食海岸という。海浜を構成している砂や礫などの底質は,波や沿岸の流れの作用によってたえず移動している。…

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