離苦得楽(読み)りくとくらく

精選版 日本国語大辞典 「離苦得楽」の意味・読み・例文・類語

りく‐とくらく【離苦得楽】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「苦しみを離れて、楽しみを得る」の意 ) 仏語。涅槃(ねはん)、すなわち平安の境地に到達すること。また、浄土に往生すること。
    1. [初出の実例]「四百歳より以来幾の衆生か知因悟果離苦得楽尺尊の法力あやしきかな妙なるかな」(出典:観智院本三宝絵(984)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む