雨を帯びたる桃李(読み)あめをおびたるとうり

精選版 日本国語大辞典 「雨を帯びたる桃李」の意味・読み・例文・類語

あめ【雨】 を 帯(お)びたる=桃李(とうり)[=桃桜(ももさくら)・花(はな)

  1. 雨にぬれている桃や李(すもも)、または、桜の花。多く美貌の形容に用いる。「長恨歌」の「梨花一枝春帯雨」から来た表現
    1. [初出の実例]「楊貴妃が容貌、雨を帯びたる花の枝」(出典:宴曲・宴曲集(1296頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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