雨中(読み)ウチュウ

精選版 日本国語大辞典 「雨中」の意味・読み・例文・類語

う‐ちゅう【雨中】

  1. 〘 名詞 〙 雨の降る中。また、雨降り。雨の日。
    1. [初出の実例]「霜後貞心松盖老。雨中潤色柳陰繁」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)四・春日即事〈藤原敦光〉)
    2. 「たまたま雨ふれば、よき雨中(ウチウ)なりと恰(よろこ)ぶ」(出典:洒落本・六丁一里(1782)男色島)
    3. [その他の文献]〔王維‐秋夜独坐詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む