雨乞御嶽(読み)あまぐいぬうたき

日本歴史地名大系 「雨乞御嶽」の解説

雨乞御嶽
あまぐいぬうたき

[現在地名]那覇市首里崎山町一丁目

御茶屋うちやや御殿跡西側の丘上にある。境内にはマーニ(クロツグ)が生え、その周囲に石垣を巡らせてある。「琉球国由来記」によると神名は天通ルアマオレヅカサノ御イベで、旱魃のときには国王が行幸し、首里三平等の大あむしられと首里根神あむしられがオタカベを唱えて雨乞祈願を行った。そのオタカベは「旱に付 御火鉢かねの御せじ 雨乞の御嶽御いへつかさ御せぢ あいてとりめしよわちへ つほことりめしよわちへ てんぢとをちへ あめぢとをちへ(旱に付き 火の神の御セヂと 雨乞の御嶽の御イベ司御セヂとが 相手を取りなさって 対座を取りなさって 願いを天地に通して 天地に通して)」雨を下さいというものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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