雨晴(読み)あまはれ

精選版 日本国語大辞典 「雨晴」の意味・読み・例文・類語

あま‐はれ【雨晴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あまばれ」とも ) 雨が止んで空が晴れること。雨あがり。
    1. [初出の実例]「雨晴の雲にたぐひてほととぎす春日を指して此ゆ鳴き渡る」(出典:万葉集(8C後)一〇・一九五九)
    2. [その他の文献]〔日葡辞書(1603‐04)〕

あま‐ばらし【雨晴】

  1. 〘 名詞 〙 雨後の雲を吹きはらい、晴天にする風。
    1. [初出の実例]「かざかけ かざかくれ 世俗に云には西返し あまはらしなどと云も同事歟 是等風の事之」(出典:言塵集(1406)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「雨晴」の読み・字形・画数・意味

【雨晴】うせい

霽(は)れる。

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