雨湿(読み)あめじめり

精選版 日本国語大辞典 「雨湿」の意味・読み・例文・類語

あめ‐じめり【雨湿】

  1. 〘 名詞 〙 雨のために湿りけを帯びること。
    1. [初出の実例]「雲はれぬ五月きぬらしたま衣むつかしきまであめじめりせり」(出典:散木奇歌集(1128頃)夏)

あま‐じめり【雨湿】

  1. 〘 名詞 〙 雨のためにしめり気をおびること。
    1. [初出の実例]「ふらぬまも曇る五月のあましめり袂やおもき蝉のは衣」(出典:草根集(1473頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「雨湿」の読み・字形・画数・意味

【雨湿】うしつ

しめり。

字通「雨」の項目を見る

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