雨谷越(読み)あまだにごえ

日本歴史地名大系 「雨谷越」の解説

雨谷越
あまだにごえ

黒河くろこ川の谷より三国みくに山東方の標高約五七〇メートルの峠を越え、近江国高島たかしま郡に入り、知内ちない川の上支流八王寺はちおうじ川の谷を下り、白谷しらたに石庭いしば(現滋賀県高島郡マキノ町)に至る道。近江側からは白谷越といい、マキノ―敦賀間の最短距離。これを古代の官道と考えれば、松原まつばらに古代松原駅の所在を想定する説や藤原利仁館跡御名ごみよう説には好都合である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む