雪折れ(読み)ユキオレ(その他表記)snowbreak

翻訳|snowbreak

デジタル大辞泉 「雪折れ」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐おれ〔‐をれ〕【雪折れ】

積もった雪の重みで木の幹や枝、竹などが折れること。また、そのもの。 冬》「―や雪を湯に焚く釜の下/蕪村

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雪折れ」の意味・わかりやすい解説

雪折れ
ゆきおれ
snowbreak

の重みによる樹木電柱などの折損地物に積もる雪のことを冠雪といい,この重みによる被害の一つ。地物の形態と気象条件,雪の性質などの関係によって起こる。「柳に雪折れなし」と諺にあるように,柳のようにしなる樹木は雪によって折れることはない。地物を補強したり,枝をひとまとめにして槍の穂のような形に結び,冠雪のできにくいようにするといった防除法がとられる。

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