雪案(読み)せつあん

普及版 字通 「雪案」の読み・字形・画数・意味

【雪案】せつあん

雪明かりの机。晋の孫康が雪明かりで書を読んだ故事。〔琵琶記、三十六〕我が相、鳳閣鸞臺(らんだい)に居ると雖も、常に螢(けいさう)案に在り。の暇にも手に批(書類審査)することを停(や)めず、居の際、口に吟ずることをたず。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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