孫康(読み)ソンコウ

デジタル大辞泉 「孫康」の意味・読み・例文・類語

そん‐こう〔‐カウ〕【孫康】

中国代の学者京兆陝西せんせい省)の人。家が貧しく油が買えないため、雪あかりで読書したという故事で知られる。→蛍雪

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 せんせい

精選版 日本国語大辞典 「孫康」の意味・読み・例文・類語

そん‐こう‥カウ【孫康】

  1. 中国、晉代の学者、政治家陝西(せんせい)の人。官は御史大夫。家が貧しく油を買うことができなかったので、雪明りで読書したという。車胤(しゃいん)とともに「蛍雪の功」の故事で名高い。生没年不詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android