雪風巻(読み)ゆきしまき

精選版 日本国語大辞典 「雪風巻」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐しまき【雪風巻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ゆきじまき」とも ) 雪まじりの風がはげしく吹くこと。雪がはげしく降り、烈風が吹きまくること。吹雪。→しまき(風巻)しまく(風巻)。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「しまき 冬也〈略〉雪しまきは時雨と雪とかぜと三色也」(出典:俳諧・御傘(1651)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android