烈風(読み)レップウ

デジタル大辞泉 「烈風」の意味・読み・例文・類語

れっ‐ぷう【烈風】

きわめて激しい風。
[類語]強風大風暴風波風雨風風雪風雨無風風浪微風そよ風軟風突風疾風はやて颶風爆風ストーム台風ハリケーンサイクロン神風砂嵐つむじ風旋風竜巻トルネード追い風順風向かい風逆風横風朝風夕風夜風春一番春風しゅんぷう春風はるかぜ花嵐薫風風薫る緑風やませ涼風すずかぜ涼風りょうふう秋風野分き木枯らし空風寒風季節風モンスーン貿易風東風ひがしかぜ東風こち西風偏西風南風みなみかぜ南風はえ凱風北風朔風松風まつかぜ松風しょうふう山風山颪谷風川風浜風潮風海風陸風熱風温風冷風

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精選版 日本国語大辞典 「烈風」の意味・読み・例文・類語

れっ‐ぷう【烈風】

  1. 〘 名詞 〙 激しく吹く風。強い風。強風。気象学では、樹木の太い幹が吹き動かされ、海上では波が高くなるほどの風をいい、相当風速は毎秒一五~二九メートル。風力六~七にあたる。
    1. [初出の実例]「烈風五日曾不条、崇雨一旬徒無塊」(出典:経国集(827)二〇・白猪広成対策文)
    2. [その他の文献]〔書経‐舜典〕

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普及版 字通 「烈風」の読み・字形・画数・意味

【烈風】れつぷう

猛烈な風。〔書、舜典〕大麓に(い)るるに、烈風雷雨にもはず。

字通「烈」の項目を見る

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「烈風」の解説

れっぷう【烈風】

山形米焼酎焼酎は本来清酒を蒸留する貴重な酒であったが、甲類焼酎全盛時に幻となりかけた。酒名は、その幻の酒の復活の意味を込めて、往年の名戦闘機の名にちなみ命名。低温の減圧蒸留で造った原酒を5年間熟成させる。原料は米、米麹。アルコール度数40%。蔵元の「米鶴酒造」は元禄年間(1688~1704)創業。清酒「米鶴」の醸造元。所在地は東置賜郡高畠町大字二井宿。

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デジタル大辞泉プラス 「烈風」の解説

烈風〔戦闘機〕

第2次世界大戦時の日本軍の局地戦闘機「三菱A7M烈風」の愛称。初飛行は1944年。烈風一一型の最高速度は時速624キロメートル。連合軍によるコードネームは「サム」。

烈風〔小説〕

英国の作家ディック・フランシスのミステリー(1999)。原題《Second Wind》。競馬界を舞台にしたシリーズの第38作。

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