雫村(読み)しどけむら

日本歴史地名大系 「雫村」の解説

雫村
しどけむら

[現在地名]原町市雫

萱浜かいばま村の南に位置し、東は太平洋に臨む。「奥相志」に「水際一町を隔てて人家あり。沙洲に塩場ありて塩を採る」と記される。正保郷帳では田方九〇石余・畑方三八石余。明暦二年(一六五六)の高一九七石余(相馬藩政史)元禄郷帳によると高一五二石余。なお元禄検地高は七二二石余、ほかに新田一六三石余がある(奥相志)。天保郷帳では高二六四石余。天明三年(一七八三)の家数三二、嘉永元年(一八四八)の家数一四(検地石高収納戸口等調)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む