雲居の雪(読み)くもいのゆき

精選版 日本国語大辞典 「雲居の雪」の意味・読み・例文・類語

くもい【雲居】 の 雪(ゆき)

  1. 高い山の上に積もっている雪。
    1. [初出の実例]「昔より名にふりつめる白山(しらやま)のくもゐのゆきは消ゆるよもなく」(出典:信明集(970頃))
  2. 皇居に積もった雪。
    1. [初出の実例]「今朝は又雲井の雪を踏み分けてふりにし代々の跡をしる哉〈源兼胤〉」(出典:新千載和歌集(1359)慶賀・二三三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android