雲居路(読み)くもいじ

精選版 日本国語大辞典 「雲居路」の意味・読み・例文・類語

くもい‐じ くもゐぢ【雲居路】

〘名〙
※後撰(951‐953頃)雑二・一一四一「雲井地の遙けき程のそら事はいかなる風の吹きてつづけむ〈よみ人しらず〉」
② 遠い路。長い旅路。
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)六「欠落(かけおち)して走るあれば、雲井路(クモヰヂ)のみちくさくふ遊山(ゆさん)旅ののろつくあり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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