デジタル大辞泉 「雷サージ」の意味・読み・例文・類語 らい‐サージ【雷サージ】 雷によって電力線や通信ケーブルなどに瞬間的に高い電圧が発生し、大きな電流が流れる現象。落雷による直撃雷サージ、稲妻や雷雲の接近が間接的に誘導電流を引き起こす誘導雷サージ、地面からアースを経由して流れ込む逆流雷サージに分類される。かみなりサージ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
知恵蔵mini 「雷サージ」の解説 雷サージ 雷の影響による、電線などの高所にあるものに瞬間的に発生する異常な高電圧や大電流のこと。電源線や通信線などを通って家の中に侵入し、電子機器や電気機器の破損を引き起こす。雷サージの発生要因には、建物のアンテナや電源線などに直接落雷する「直撃雷」、付近への落雷によって電流が電源線などに誘導される「誘導雷」、地面を流れる雷の電流がアースを通して逆流する「逆流雷」があり、その影響は落雷地点から数キロメートル先にまで及ぶとされる。 (2017/8/29) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の雷サージの言及 【異常電圧】より …運転電圧より高いものと低いものがあるが,高いものを過電圧と呼んでいる。過電圧には大別して雷サージ,開閉サージ,短時間過電圧の3種類がある。サージsurgeは電圧の波のことで,継続時間がきわめて短く,波として送配電線の上を伝搬していく電圧を表している。… ※「雷サージ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by