電力シフト(読み)でんりょくシフト(英語表記)electrification

翻訳|electrification

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電力シフト」の意味・わかりやすい解説

電力シフト
でんりょくシフト
electrification

電化。エネルギー需要に占める電力比率が高まっていくこと。家庭電化や,電力を多量に消費する機械電子情報産業成長などから,電力需要の伸びは総エネルギー需要の中で相対的に高く,電力シフトが進行する傾向にある。特に発展途上国では電力シフトが工業化や生活向上の指標となる。 1987年の日本の電化率は,最終エネルギー需要で 19%であり,2000年には 21%を超える見通しである。

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世界大百科事典(旧版)内の電力シフトの言及

【電気事業】より

…電力再編成時点からの電力需要増加率をみると(表),復興期の1951‐58年に年率10.8%,高度成長期前半の58‐65年,後半の65‐73年にそれぞれ年率12.6%,11.2%と,いずれも実質GNPの増加率を上まわる伸び方を示している。こうした急激な需要増加が,経済成長によってもたらされたことはいうまでもないが,その過程でそれまで他のエネルギーで賄われていた仕事が電力によって置き換えられる〈電力シフト〉や,まったく新しい機器の開発による電力需要の創出が行われた。すなわち,電灯需要(そのほとんどが家庭用)の伸びは高度成長にともない,とりわけ60年代に進展した家庭電化(家庭用電気機器の普及)によってひき起こされた。…

※「電力シフト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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