電力販売の域外進出

共同通信ニュース用語解説 「電力販売の域外進出」の解説

電力販売の域外進出

大手電力従来、安定供給を目的に地域ごとの独占体制を形成していた。だが2016年4月の電力小売り全面自由化を前に、各社は供給域外の市場への営業攻勢を加速。人口減などで地方の電力需要の先細りが想定される中、特に首都圏への進出が相次いでいる。関西、中部両電力は既に子会社を通じて首都圏で電力を販売しているが、本格進出には自前で大規模な発電所を持つことが課題となっていた。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android