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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…ハドロンのうちバリオン数0のものが中間子族で,π中間子やη,K,中間子などがある。レプトンは電磁相互作用と弱い相互作用をする素粒子で,電子e-とその仲間の電子ニュートリノνe,ミュー粒子μ-とミューニュートリノνμ,それに重いタウ粒子τとタウニュートリノντのペアがあり,おのおのの反粒子である反レプトンもある。フォトンは電磁相互作用しかない。…
…実験的には53年原子炉における陽子との反応において観測されたのが最初とされている。その後中性微子にはβ崩壊の際に電子とともに現れるもの以外にも,π中間子の崩壊に際してμ粒子とともに現れるものの2種類があることが判明し(1962),前者を電子ニュートリノνe,後者をμニュートリノと呼ぶ。現在ではさらにντ(τ粒子に対応するニュートリノ)も発見され,第4の中性微子の存在の可能性も議論されている。…
※「電子ニュートリノ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」