電気変位(読み)デンキヘンイ

デジタル大辞泉 「電気変位」の意味・読み・例文・類語

でんき‐へんい〔‐ヘンヰ〕【電気変位】

ある誘電体電界を加えたとき、電界のベクトル真空誘電率との積に、誘電体自身の分極により生じた電界のベクトルを加えたものとして定義される量。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「電気変位」の意味・読み・例文・類語

でんき‐へんい‥ヘンヰ【電気変位】

  1. 〘 名詞 〙 物質の電気分極Pに、いわば真空の分極ともいうべき ε0E を加えたもの。ベクトルDで表わす(D=P+ε0E)このベクトルDの不連続点には真電荷が存在する。〔電気工学ポケットブック(1928)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「電気変位」の意味・わかりやすい解説

電気変位 (でんきへんい)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「電気変位」の意味・わかりやすい解説

電気変位【でんきへんい】

電束密度

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電気変位」の意味・わかりやすい解説

電気変位
でんきへんい

電束密度」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の電気変位の言及

【電束密度】より

…電気変位ともいう。誘電体(絶縁体)内部の電場に関連して用いられる補助的なベクトル場。…

※「電気変位」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android