最新 地学事典 「電気石花崗岩」の解説
でんきせきかこうがん
電気石花崗岩
tourmaline granite ,luxullianite
電気石の多い花崗岩。電気石は石英・長石に包まれ放射状の配列をしていることが多い。多くは後マグマの気成作用により花崗岩が電気石で交代されて形成されることが多い。電気石は黒雲母または長石を交代して産することが多い。そのため電気石花崗岩は優白質・ペグマタイト質で,熱水変質していることが多い。また,白雲母がしばしば含まれる。しばしば錫石を含むため,錫鉱床を伴う花崗岩にみられることが多い。英国CornwallのLuxullian地方産の岩石に対してF.Pisani(1864)が命名。参考文献:F.Pisani(1864) Compt. Rend. Acad. Sci.,Vol.59
執筆者:青木 斌
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

