電気石花崗岩(読み)でんきせきかこうがん(その他表記)luxullianite, luxulianite, luxulyanite, luxulian

岩石学辞典 「電気石花崗岩」の解説

電気石花崗岩

電気石を含む斑状黒雲母花崗岩で,大きな赤い正長石暗色石基に含まれるもの[Pisani : 1864].電気石は針状結晶放射状の車輪状になって間を石英が埋めている.自己気成作用により形成されたもの[Tröger : 1935],あるいは花崗岩の交代作用で置換された岩石とされる[Flett : 1909].英国コーンウォールのルクスライアン(Luxulyan)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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