電気鰻(読み)でんきうなぎ

精選版 日本国語大辞典 「電気鰻」の意味・読み・例文・類語

でんき‐うなぎ【電気鰻】

〘名〙 カラシン目デンキウナギ科の淡水魚。形はウナギ状で全長二メートルに達する。体は暗褐色で、鱗はなく柔らかい。筋肉が変化してできた発電板をもつのでこの名がある。発電量は電気魚のうち最大で三〇〇~八五〇ボルト。南アメリカアマゾン川オリノコ川などにすみ水生小動物を食べる。しびれうなぎ。〔電気訳語集(1893)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「電気鰻」の意味・読み・例文・類語

でんき‐うなぎ【電気×鰻】

ギムノータス目デンキウナギ科の淡水魚。全長約2メートル。体はウナギ形で頭部はやや縦扁し、うろこはない。体色は暗褐色で頭胴部の下面赤褐色。尾部に発電器官をもち、大形のものでは約800ボルトの放電をする。南アメリカのアマゾン川オリノコ川分布。しびれうなぎ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「電気鰻」の解説

電気鰻 (デンキウナギ)

動物。デンキウナギ科の淡水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android